
プロフィール
株式会社 スガケン 代表の菅原社長
今回インタビューしたのは、仙台・多賀城で外壁修繕や防水工事を行う株式会社スガケン様です。外壁修繕や防水工事について、会社として大切にしていることや社長としてのあり方。さまざまなエピソードを通して、スガケンの歩みをたどっていきます。
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防水や補修をしないと、建物は短命になる

まず、サービス内容や利用されるシーンを教えていただけますか?
外壁のクラック(ひび割れ)の補修や外観の塗装、屋上まわりの防水工事、シート工事など、「外壁の修繕工事全般」をやっています。施工場所は住宅だけじゃなく、ビルもありますが、いちばん多いのはマンションですね。マンションやアパートなどの大型物件がメインです。
スガケンさんを一言でいうなら、どんな会社でしょう?
一言でいうなら、「建物の悩みを、すぐ解決してあげられる会社」。
雨漏りや漏水、美観の悩み。そういう建物の困りごとを、相談してもらって、ちゃんと解決する。そこに価値があると思っています。
建物は、防水や補修をしないと、本当に寿命が短くなるんです。長持ちしない。ひどいと最悪、崩れるところまでいくこともあります。
雨漏りやひび割れが起きると、水が侵入して劣化が早まる。そういう「劣化のサイクル」が回り始めるんです。正直、普段からメンテナンスされている建物しか見ていない人は、ピンと来ないと思いますが、メンテナンスしていない建物に行くと本当にすごいですよ。
漏水があちこちで起きていたり、ひび割れてタイルが落ちていたり。落ちたところに人が……という、昔あった事故の話もありますよね。だから、防水は「雨漏りを止める」だけじゃなくて、建物を守るために必要なんです。
最初は「やるしかなかった」

創業当初につまずいたことはありましたか?
もちろんあります。やっぱり若かったので、なめられることが多かったですね。仕事も雑用みたいな仕事ばかり。
一日中掃除だけの現場とか、 一日ずっと缶を潰す仕事とか。あとは、「今日は学校の屋上をずっと掃いていて」と言われたり。 本当に、そういう仕事ばかりでしたよ。
そこが、つまずいた時期ですね。
当時は若かったので、 「自分たちはもっとできるのに」という気持ちが、 たぶん顔に出てしまっていたと思うんです。「なんでこんな仕事なんだろう」と思ってしまって。
そうすると、工事に呼ばれなくなるんです。
「もう君たちは必要ないよ」みたいな感じで、ズバッと切られることもありました。
当時はその日暮らしの状態だったので、仕事が途切れるのは、正直かなりきつかったです。
それでも続けられた理由はありますか?
正直、やるしかなかったです。
会社を大きくしようとか、大きな夢があったわけじゃないです。
子どもがいましたし、まずは生活費を稼がなきゃいけない。それから、一緒についてきてくれる人も食わせなきゃいけない。
その二つだけでした。
「職人をやりたい」という気持ちが、最初からあったわけではないんです。正直、やりたくてやっていたわけじゃありません。学歴もないし、頭が良いわけでもない。知識もない。
今みたいに便利なスマホもなかったですし、体を動かすしかなかった。だから、あの頃は本当に、 泥臭くやっていた時期だったなと思います。
そういった時代から、仕事観の変化はありましたか?
あります。最初は、補修工事からのスタートで、下地補修工事という、防水の前段階の仕事。当時は、本当にそれぐらいの仕事しかなかったと思います。
そこから少しずつ派生していって、次の段階、次の段階と、やれる業種がかなり増えていきました。手札が増えた、という感覚に近いかもしれません。
当時は、その日暮らしみたいな感覚で、1か月先の工事すら確定できなくて。1週間先、2週間先の予定しか見えなかったんです。
正直、不安でしかありませんでした。
従業員もいましたから、なおさら「この先どうなるんだろう」という気持ちは強かったですね。
質その意識は、今も強いですか?
あります。やっぱり、仕事がないのが一番つらいんですよね。
創業当初は日銭を稼ぐような状態でしたし、秋口になると、仕事が取れなくて、休みにするしかない時期もありました。
でも、営業に行ったからといって、すぐ仕事が取れる世界でもないじゃないですか。
当時は日給月給だったので、休みにすると、従業員の収入も下がる。自分の収入も下がる。
正直、かなり苦しかったです。仕事がない、という状況は、本当にしんどかったですね。
「スガケンらしさ」は、頼みやすさと親しみやすさ

「スガケンらしさ」はどんなところにあると思いますか?
「スガケンらしさ」でいうと、社内全体に「絡みやすい人が多い」印象があると思います。
だから、頼みごとがしやすいと思います。実際に、「ついでにこれもできない?」みたいなちょっとしたことでも、相談をいただくことが多いです。職人って、ムスッとしてるイメージがあるじゃないですか。
でも、うちの職人は親しみやすいって言ってもらえることが多いですよ。
従業員でもトゲトゲしてる人はいない。中にはクールな子もいますけどね。 自然な気遣いができる「あたたかさ」があります。
どんな人と一緒に働きたいですか?
仕事に熱い人がいいですね。それと、コミュニケーションができる人。自然な気遣いができるあたたかさを持った人がいいですね。
そういう人たちに、来てもらえたらうれしいです。
全力でやってくれたら、こっちも全力で守る。全力で協力するし、協力し合いたい。そう思っています。
お客様との約束は「安心と信用」。
工程は最初から全部伝える。

お客様との距離感を作る時に大切にしてること、ルールはありますか?
お客様とやりとりするときに大切にしているのは、安心してもらうことです。
改修工事って、新品から作るものではなくリペアなので、現場によって状態も違うし、予想外のことも多いんです。
だから、可能な限り追加料金をいただかない範囲で対応します。それと「手を抜いてないよ」っていう工程をちゃんと共有もしています。
「こんなことをやりました」と、見える化して、説明しながら進める。そこは常にやっています。
昔、工程が分からないまま進めて「中身どうなってるの?」と言われてしまい、作業がストップになったことがあったんです。それがあって、最初から全部伝えて安心してもらったほうがいい、さらに満足してもらった方がいい、と思うようになりました。結局は、安心と信用です。
一番大切にしているのは「関わった人を少しでも幸せにすること」

社長が一番大切にしてることって何ですか?
一番大切にしているのは、関わった人を少しでも幸せにしたい、ということです。
従業員で言えば、うちにいて「楽しい」「嬉しい」を感じてほしい。給料面でも満足しているって実感してほしい。お客様に対しては、「スガケンだったら安心」「助かる」と思ってもらいたい。
実際に、新規のお客様から「次もお願いしたい」と言われたり、継続のお客様から「次もよろしくね」と言われたり。いい関係を築けていると思います。
常連様や取引先との関係性で心掛けていることはありますか?
常連さんに対しても、気を抜くことはありません。「常連だから後回しでいいや」「ちょっと伸ばしても怒られないでしょ」ってなりがちですが、そこは逆。気を引き締めて、できる限り即対応するようにしています。
急な対応や新規のお客様は、私が対応します。大きい会社ではありませんので、私が自ら出向くようにしています。
協力会社さんも同じで、共に成長しようとしてくれる会社さんが合うと思います。その場限りの関係ではなく、今後も見据えてお互い伸ばしていける関係がいい。もちろん見積もりの要望にはなるべく応えるし、少しでも他よりは良く、損はさせたくない。それも「関わった人を幸せにしたい」からです。
職場は人間関係がすべて

従業員に長く働いてもらうための秘訣はありますか?
まず、職場が長く続くために大切なのは、人間関係だと思ってます。仕事も大事だけど、第一に人間関係。
新人が入社したときに意識してるのは、悩みを聞くこと。頻繁に会うわけではないですが、会った時には「悩みはないか?」って聞きます。「正直に言ってみ?」と聞くと、大体あるんですよ。
悩みは対人関係が多いですね。スタッフ間もそうだし、「先輩に怒られるんです」「どう接したらいいかわからない」みたいな相談もあります。
長く働いてもらうためにモチベーションを上げることも大事ですが、それよりも大事なのは働きやすい環境にすることだと思っています。言いたいことを言えるようにしなきゃいけない。我慢してるだけじゃダメだと思うんです。
それでも、心の中だけで思って、言わない子もいるんですよ。だから、吐き出させる努力をしてます。しつこいぐらい聞きますよ。
「本当はこう思ってんじゃないの?」って。「俺はこうしてほしいんだ。でも本当に言ってほしい、俺のために」と、心からぶつかる。泥臭い話ですけどね。
その結果、従業員から「社長ここ、こうじゃないですか」って言われることもありますし、指摘されることもあります。対話は大事、コミュニケーションは大事です。
プライベートの話をすることもあるんですか?
仕事を抜きに、「今度みんなでどこか行こうか?」「ゴルフする?」「バーベキューする?」という話になることもありますし、実際に「バーベキューしてくださいよ」なんて、従業員側から言われることもありますよ。
なかなか実現はできていませんが、会う頻度が少なくても、そういうコミュニケーションの積み重ねが絆になると思うんですよね。
社長としては「みんなのお父さん」
みたいな存在でありたい

5年後にこうなってたらいいな、といった目標はありますか?
5年後の未来に向けて、今ちょっと新しい試みをしています。
お客様の層を増やしたいと考えているので、作戦を練っているところです。ただ、今の仕事は変えずに、あくまでプラスアルファ。
気持ちの部分はもう固まってるので、何も変わりません。どんなお客様に対しても、同じ気持ちです。
社長個人としては、どんな存在でありたいですか?
社長としては、お父さんみたいな存在になりたいですね。みんなのお父さん。従業員にとってのお父さん。おじいちゃんでもいいかな。見守り役みたいな存在。
何でも相談できて、頼れる。頼られるのがすごい嬉しいんです。
今まで関わってきた人の中にも、毎日納豆ご飯みたいな人とか、電気止まったような人とか、そういう人を救ってきたことが結構あるんです。立ち直らせてきた人が多い。だから更生させたい。
私は結構「人を救う」っていうところに首を突っ込んじゃうタイプで。
おせっかいなんですけどね。大変な人を救ってあげることが、自分の人生の役目だと思ってます。
Information

| 店舗・会社名 | 株式会社SUGA建 |
|---|---|
| 住所 | 〒985-0853 宮城県多賀城市高橋1丁目14-13 Googleマップで開く |
| 電話番号 | 090-2997-4244 |
| 営業時間 | 8:30 - 17:30 |
| 定休日 | 土日祝 |
| Web | https://www.big-advance.site/c/144/1762 |
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